九州レプタイルフェスタも今週末に迫ってきたので、そろそろこの前のビバガ・マッスルカフェでネタにした例のやつをブログでもご紹介いたします。
記事に書いた内容と重複いたしますが、発見したのは3月末の事。
朝のツン散歩から帰り、そのまま庭でブルーベリーの植え替えなんかをしてる時に鉢の下で見つけたのがこの生き物です。


全長は10センチほどで、一見すると全体のフォルムはスズメガのサナギのようなのですが、その姿を御覧になってお分かりの通り亀ですね、こりゃ。
非常に興味深いのは、この首を伸ばしたり縮めたりして前進する事と、硬くて先の鈍くとがった頭部をズボッと地面に挿し、同じように首を伸び縮みさせて地中に潜っていく事であります。

裏面を御覧になってお分かりのように、手足は申し訳程度に付いている程度なので(それでも、突っ張れば土中に身体をロックでき、尻尾を掴まれて引っ張り出されないようにする意味はあるようですが)、かわりに首を使って移動するのでしょうが、中で骨がどのようになっているのか不思議です。
そして、何気に気が荒くて、持つとこの首をぐいんぐいんと伸ばして攻撃してくるので、ちょっと触りたくありません。(苦笑)
上の画像では頭部分を強く持ってその動きを封じていますが、頭がつるんとして持ちにくいので、この状態を長く保つ事はできず、すぐに離してしまいました。
捕まえた時にはこれからどうしようと思いましたが、とりあえず衣装ケースに腐葉土と一緒に入れただけのセッティングで生きてくれているようです。
そもそもが土の中に潜りっぱなしで出てこない生き物なのでその姿はほとんど見れていません。
水入れも置いてはいるのですが、朝になると中に土が入っていたりひっくり返されたりしているだけなので、はたして飲んでいるのかどうかも分かりません。
餌としてはピンクマウスやデュビア、イグアナフードや刻んだ果物や野菜等を与えており、それらを浅い容器に入れておくと一応は翌日無くなっています。
ですが、これも食べているのかひっくり返して土の中に紛れ込んでいるだけなのか・・・
とにかく未だ何が何だか分からない生き物なのですが、なんとこちらを九レプ当日に会場に持って行きたいと思います。
おそらくは土の中に潜ってるだけなので、よく見えないとは思いますが、興味のある方は穿り出して是非御覧下さい。
当日はよろしくお願い申し上げマッスル☆
- 2013年05月29日 00:11 |
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リブス・ブレード(別名:露骨な肋骨)
一本一本が回転でき方向自在!
最大伸長 13,2cm
最大圧力 82,5kg/1cm
ミート・インベイド(別名:憎き肉片)
野暮と分かりつつも一応解説を入れておくと、肋骨を出しているのはイベリアトゲイモリ、肉片になっているのはヨーロッパアシナシトカゲですね。
イベリアトゲイモリは強く掴まれると背中のイボから肋骨を出すというエピソードと、ヨーロッパアシナシトカゲは自切をすると切れた尻尾がバラバラになるというエピソードがありまして。
今回の2作品はそれぞれのエピソードを知った時からやりたいネタではあったのですが、やるなら数ヶ月前にアニメ放送が終わった今しかないとw
来月2日の
九州レプタイルフェスタには
出店ショップ紹介ページのコメントにある通りこのようなヘンテコな作品を持って行きます。
当日に現物を見て笑って下されば、僕もそんなに悪い気はしないはずだよ!
- 2013年05月22日 20:04 |
- 日記っぽい
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アイプラグ・アニマルでお馴染みの
シンシアさんから新商品発売!
今回も原型製作をさせていただきました。
RELAX/リラックス アニマル CLiNG(クリング)リング
私に直接注文をすると当然作品は1点ものなので、リンク先で表示の価格よりもずっと高額な上、現在多くのお客様のご注文を抱えている都合、何年もお待たせします。
アニマルリングをお求め安い価格ですぐに購入できますので、以前にお問い合わせをして価格や納期の問題で断念された方にとっては朗報だと思います。
今は虎と豚とシロクマの3種だけですが、今後新たな動物も追加の予定であります。
第二段もお楽しみに!
- 2013年05月20日 01:03 |
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待ちに待った
ビバリウムガイド61号、ついに発売です!

今号は凄いですよ!
見開き2ページのみではありますが、なんとなんとミミナシオオトカゲの鮮明な全身画像掲載であります。
ミミナシオオトカゲというのは、これまで鮮明な画像が撮影された事も無く、古い書籍でその存在だけが紹介されていたものの、そもそも実際に存在してるのかすら怪しかった希少なトカゲでして、まぁ、その、とにかく訳の分からない生き物なんですよ。(こんな紹介で良いのか・・・汗)
今年の初めにダイオウイカの映像がテレビで公開され全世界を感動させましたが、今回のミミナシオオトカゲはそれと同等かもっと凄い大スクープと言えます。
それこそ、ネッシーやツチノコが生け捕りにされたレベルの衝撃ですので、まさか鮮明な画像を誌面で拝める日が来るとは夢にも思いませんでした。
正直言って自分は古くからのマニアでもない、小学生の頃からだらだらと同レベルの飼育を続けてるだけの生き物好きにすぎませんので、ミミナシオオトカゲの希少性や珍しさ等に関してはこれまでのビバリウムガイド誌で得た程度の知識しか持ち合わせておりません。
そんな自分がテンション上がってるのは、先輩諸氏に便乗してはしゃいでるだけに見えなくも無いのですが、そこらへんは、まぁどうか温かい目でw
とは言え希少性とか関係無く、写真で見たミミナシオオトカゲの姿はホントに変な所だらけだと思いました。
「興味ない人から見たらイボイモリ」とか言われちゃってますが、確かにイボイモリっぽくもあり、それでいて規則的な配列のゴツゴツさ加減はワニの様で、顔つきはちょっとホライモリみたいで、そして、なぜかアメリカドクトカゲに少し似ていて、でも、当然どれとも違っていて・・・
トカゲとヘビとの違いの1つに耳の有無があるのですが、ミミナシオオトカゲはその名の通りトカゲであるにもかかわらず耳が無く、ヘビとトカゲとを繋ぐミッシング・リングとも考えられており、そういう点でも非常に興味深い存在と言えます。
そんな生き物が両生類っぽい外観とか、ちょっと面白いですよねw
同じに語って良いのか分かりませんが、自分の印象としては、カモノハシやハリモグラみたいな特定のカテゴリーに属さない感じのする謎の生命体と言ったところでしょうか。とにかく色々変なんですよ!
ミミナシオオトカゲの名前を始めて聞く方でも、写真を見ればきっと何かを感じる事うけあいでございます。
とにかく、この2ページだけのために今号を購入されても損はありません。
そして、なんとなんと、このミミナシオオトカゲが日本国内に持ち込まれているとか!
こんな生き物が現在伊豆の動物園
izooで生体展示とか物凄い事です。
映画とかだったら、全長50mぐらいの巨大なミミナシオオトカゲのお父さんとお母さんがボルネオから海を渡って「
izooはいずこだ!?」って言いながら伊豆を襲撃するレベルですよ?!
そうなる前に何としてでも現物を拝みに行かなくては・・・・!
ミミナシオオトカゲの話だけで無駄にアツくなっちゃいましたが、当然それだけではありません。
メイン特集のインドネシア産のニシキヘビや、湿潤性トカゲモドキ、ボールパイソンの繁殖等、今号もそそられる記事が盛り沢山。
この季節にさせてあげたくなる日光浴についての注意点や、サイテス、動物愛護方関連の大切な情報も必読です。
毎回面白くてためになる話が読めるビバガトークステージのゲストは、色々お世話になってる
Atelier Φの根津さんです!
氏の非常に面白い経験談と独特の視点、興味深く読ませていただきました。
そして、さらに嬉しかったのが自分の大好きなヨーロッパヘビトカゲのフィールド記事!
(正しくは「ヨーロッパアシナシトカゲ」か、「バルカンヘビガタトカゲ」と言った方が良いんだと思いますが、自分はなぜかこの「ヨーロッパヘビトカゲ」という言い方が好きですw)
毎号オススメではあるのですが、今号は特にオススメです。
ご興味を持った方も持たない方も、全国の書店か爬虫類ショップに入荷しておりますので、是非お買い求め下さいませ。
私のビバガ・マッスルカフェも連載10回目。
今回は前の号でお休みした溺愛マッチョをまたやろうと思っていたのですが、3月末にブルーベリーの鉢の下で変な生き物を見つけてしまったので、それをご紹介。
何気にこちらも大発見なので、もうちょっとしたら改めてブログ記事上で公開いたします。
乞うご期待!(笑)

そんなブルーベリーも実が段々と膨らんできましたよぃ♪
- 2013年05月01日 02:48 |
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